
整体といえば、身体の歪みを改善し整えるための施術と考える方は多いでしょう。ですが、実際にはこれらの施術を通じて、身体が本来持つ治す力を高めることが目的です。人の体は怪我を負ったり病気になったりしても、自分で治そうとする力がありますが、身体に歪みがあったり滞りがあるとこの力が発揮されにくいのです。
では身体の歪みはいつから起こるのでしょうか。実は赤ちゃんがお母さんのお腹から生まれ出てくるときにすでに起こります。中には胎児のころから歪みが起こっている赤ちゃんもいますよ。歩き始めれば足の歪みが起こるでしょうし、転ぶことでお尻や腰回りが歪むことも考えられます。これらの歪みを早く改善することで、自分で治そうとする力は高まっていくでしょう。
子どもケアのために整体を活用する人の中には、生後間もなくから施術を希望する方もいます。子どもはもともと大人に比べると高い自然治癒力を持っているため、整体の施術を早く始めればそれだけ改善効果も得られやすくなります。整体による子どもケアを始める時期については、早すぎるということはないのです。
また成長に伴い定期的に歪みを正すこともよいでしょう。背骨や骨盤が正しい位置にあるかをチェックすることや、頭の歪みが起こっていないかをチェックすることは大切です。早くから行うことで、子どもが整体に対して恐怖を感じたり嫌がったりすることも避けられるでしょう。いつからと悩むようでしたら、すぐに相談をしてみてください。