健康・ヘルスケア

男性の不眠の改善に整体が役立つ可能性がある

パソコンやスマホ、タブレットなど電子機器を使う方は多いでしょう。男性の中には仕事の関係で常に枕元にあるために、つい寝る直前までスマホを見ているという方もいるのではないでしょうか。このような電子機器の画面からはブルーライトが発せられるため、脳が活性化してしまい眠りが浅くなる「不眠」が起こると言われています。ですが、それ以外でもパソコンやスマホ、タブレットの利用が原因となる「不眠」があります。それは、姿勢の悪化です。

画面をのぞき込む姿勢は、背骨の真上に頭が乗っている状態から、背骨よりも前に頭がつきだす姿勢を生みやすくなります。これが常態化することで、猫背になっていくのです。猫背になることで背中が常に緊張し、背中や肩回り、首回りの筋肉に負担が掛かるためこり固まっていきます。首周りには沢山の神経がありますが、神経が圧迫され機能が低下していきます。

睡眠と深い関係を持つ自律神経(交感神経と副交感神経)もまた、首回りの筋肉が硬くなることで機能低下を起こし二つの神経のバランスが乱れてしまいます。夜寝る時に働く副交感神経が働かず、身体を目覚めさせ活動的にする交感神経が活性化してしまうことで、眠れなくなるのです。

もともとは肩こりや首こりといった症状が気になって整体に訪れたという男性の中には、夜よく眠れるようになったという声も多く聞かれます。肩や首周りのこりの改善で神経の圧迫がゆるみ自律神経の働きが正常化したのでしょう。このようなことを考えると、整体が不眠の改善に役立つ可能性があることが理解できるかと思います。

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