
スマートフォンや携帯ゲームなどを楽しむ子どもは増えています。それと同時に、ちょっとした不調に悩む子どもも増えています。風邪をひいているわけでもないのになんとなくだるい、身体は疲れているのに夜眠れないといった症状を訴える子どももいるでしょう。
この原因は自律神経のバランスが崩れているものである可能性があります。スマートフォンや携帯ゲームを楽しむとき、同じ姿勢で長時間過ごすことになります。その結果筋肉が凝り固まり、肩こりや首こりが起こります。肩や首、とくに首回りが凝ると首に通っている神経を圧迫します。ここには交感神経と副交感神経という二つの神経も通っています。この二つの神経は自律神経と呼ばれ、互いにバランスを取り合って体を整える働きをしています。ですが、神経が圧迫されることで二つの神経のバランスが崩れ「自律神経失調症」の症状が現れるのです。
子どもケアの一つとして整体で凝りの解消を行うことで、筋肉の凝りによる圧迫から神経を開放し、自律神経を整えることは効果的です。もちろん、普段から同じ姿勢で長時間ゲームを行わない、適度な運動をして凝りを起こさないようにする子どもケアも大切です。
一度凝りが始まると改善させることは大変なので、一度整体で凝りを解消し改善に向かわせることもよいでしょう。大人に比べ子どもは短期間で正常化できることも多いため、早く辛い状態から抜け出させる子どもケアを行ってみてください。