
リフレクソロジー(reflexology)とは英語で「反射療法」のことで、19世紀にアメリカで開発された施術です。
少し前に流行った「足つぼマッサージ」というのがありますが、それも広義に言えばリフレクソロジーの一種と言えるかもしれません。ただ足つぼマッサージはツボをポイントで捉えるのに対し、リフレクソロジーはエリアやゾーンで捉える違いがあります。また施術により痛みが発生することはありませんし、足だけではなく掌(てのひら)を用いることもあります。
足の裏には人間の臓器各種につながる反射区と呼ばれるゾーンが存在し、そこを刺激して臓器の血行や新陳代謝を促進することができるとされます。それによって臓器の自然治癒力を助け、体調を改善する効果が期待できると言われているのです。体調だけではなく、精神的リラックス効果もあり心身ともに癒してくれるため、人気となっています。
日本ではリフレクソロジーはまだ国に認められた療法ではないため、日本セラピスト認定協会などにより民間療法師として「リフレクソロジスト」の資格が与えられます。
基本としてカウンセリング力が必要で、それによってお客様の悪いところやその原因を探ります。もちろんコミュニケーション力も必要ですが、何よりも豊富な専門知識がなくてはできません。
同時にお客様がこの人に任せよう、と思っていただける信頼関係を築かないとリラックスして施術を受けてもらえないのです。
カウンセリングによってどのような施術を行うかを決め、リフレクソロジーに基づいた施術を施して行きます。同時に生活上で気を付けることなど、アドバイスも重要な役目となります。