
整体師やセラピストになりたいという声をよく聞きます。極端に言えば、資格を取ったり特別な勉強や学校に行かなくても整体師を名乗ることはできますが、お客様に真摯に向き合い正しい施術をするには、正しい知識を持つことや身体のことをしっかり勉強する必要があります。医療や常識は時代によっても変わってくるので、日々知識をアップデートする柔軟さも大切です。
整体師になるには、無資格から整体院に入って経験を積んで行く方法、または通信や専門学校に通って勉強する方法などがあります。整体師が持っている各種資格は民間資格なので、そういった資格を統括している講師や団体が直接講習を行っているところもあります。その中には、新しい知識や施術方法などと称してデマを流す団体や講師も存在します。お客様は、ある程度の情報収集はできても専門的過ぎる内容の真偽は判断できません。どの方法で勉強しても、一人前の整体師を名乗るには、それが正しい知識であるかどうかの判断をしなければなりません。また、医療行為などはできないので、お客様が通院している場合などは、医師の判断が優先されます。知識のない西洋医学や体に関する間違った知識をお客様に広めたりするのはご法度です。
整体師は、独立し、自分で開業してからも日々勉強していく必要があります。お客様に満足してもらう施術をするために、毎日たくさんの情報を収集し、より知識を深め、新しい常識にも通じ、関連するスキルを常にアップデートしてゆかねばなりません。