一人暮らし

一人分の自炊がめんどくさい理由と自炊のメリット

一人分の自炊がめんどくさい理由とは

一人暮らしで自炊をすることがめんどくさいと感じる理由は人ぞれぞれです。そもそも料理が苦手だったり、料理はできるけれど自分一人分を作る気力が湧かなかったりなど様々です。

自炊するとなると、一人暮らしの場合でも調理器具を揃える必要があります。そして、当然のことながら食材を買いに行かなくてはなりません。お店で好きな食材を適当に購入するのも悪くありませんが、一人用であるため、あまりに無計画に購入してしまうと食材を無駄にしてしまう可能性もあります。そのため、ある程度何を作るか考えてから買い出しに行く必要があります。

いざ料理をしようとしても、仕事から帰ってくるのが遅かったり疲れていたりするとなかなか調理をする気になれず、自炊がめんどくさいと思う理由はたくさん存在しています。

自炊がめんどくさい場合

仕事から帰ってきて、調理に時間をかけるものの、食べる時間は10分程度でさらに後片付けも残っています。そう考えるとやはり自炊はめんどくさいと思ってしまいます。そういう時は無理をせずにコンビニやスーパーのお惣菜、外食でも良いのではないでしょうか。

しかし、毎日コンビニやスーパーのお惣菜では決められた種類の中から選ぶのでワンパターン化され、飽きてしまいます。そして、当然のことながら経済的にも負担がかかります。さらに、味が濃いものが多いため体にも良くありません。

そのため、毎日の利用は避け、栄養のバランスを考えながら食品を選ぶことを心がけます。ついつい自分の好きなものばかり選んでしまいがちですが、例えばおにぎりやパン、?類といった炭水化物ばかりを選ばずに、生野菜や温野菜などの野菜も取り入れるようにします。

さらに、健康な体作りには肉や魚、卵や豆腐などの大豆製品のいずれかも毎食取り入れることをオススメします。

自炊が苦手な場合

自炊がめんどくさいと思う1番の理由は、料理そのものが苦手、という方も多いのではないでしょうか。一人暮らしを始める前は料理は家族に頼っていて、何から始めたらよいのか、食材の切り方もよくわからない、といった悩みを抱えている方も少なくありません。

そのため、自炊になれるためにまずは簡単なものや好きな料理から作ってみて、自炊を習慣化させてみてはいかがでしょうか。自炊を難しく考えず、まずは食べたいものや好きなもの、簡単なものから始めてみましょう。料理初心者なら失敗はつきものですが、失敗は成功のもとです。

必ず毎日、毎食自炊する必要はないので、まずは簡単そうな朝食から始めてみたり、おつまみを作ってみたり、自分の中でルールを決めるのも良さそうです。このルールを習慣化させていき、自炊の回数を重ねていくと、いつの間にか料理の腕が上がるかもしれません。

自炊する時間がない場合

学校や仕事が忙しく、家に帰ってくる頃には疲れ切ってクタクタになっていると、より一層自炊がめんどくさいと感じます。自炊自体は苦ではないけど、学校や仕事がある日は自炊をする時間が取れない、という方は作り置きをしたり、手作りの冷凍食品をストックしてみてはいかがでしょうか。

休日などのまとまった時間がある時に、日持ちのするおかずを多めに作り置きしておくと非常に便利です。カレーやシチュー、煮物などをいつもより多めに作り、冷蔵や冷凍保存しておくと、疲れて帰ってきても温めるだけですぐに食べられるので、普段忙しい人にこそ作り置きはピッタリです。

買い出しすらめんどくさい場合

学校や仕事帰りにスーパーに寄ったり、休日にまとめ買いする買い出しすらめんどくさいこともあります。そういった時はネットを活用するのも一つです。大手のスーパーなどが運営しているネットスーパーであれば、いつもお店で購入している商品を自宅に届けてもらうことができるので、買い出しに行かなくても自炊が可能になります。

他にも、食材や調味料が入っていて、あとは加熱するだけ、などのミールキットもとても便利です。食材のカットや合わせ調味料などの下処理は全て行われている状態で届くので、料理が苦手な方でも説明書通りに調理をすれば、簡単に美味しく自炊が可能です。ご飯やパンなどはついていないことが多いので、そこだけ自分で用意すればコンビニやスーパーでお弁当を買うよりも、リーズナブルに食事が楽しめます。

自炊するメリットとは

自炊するメリットはたくさんありますが、その中でも「節約になる」「健康的な食事がとれる」「料理がうまくなる」という3つの点は最大のメリットではないでしょうか。「一人分を作る方がお金がかかる」という考え方もありますが、レパートリーが豊富であったり、アレンジ方法を知っていくと食材を無駄にすることもなくなるので、お金がかかる、ということはありません。コンビニや外食ばかりより、はるかに節約になります。

そして、体は毎日の食事でつくられていくため、健康的な食事がとれるということは体にとってもメリットです。コンビニや外食は味付けが濃いことが多く、塩分や油分など多くとりすぎてしまう可能性があります。もちろん、味は美味しいし手軽なのでたまに食べたくなりますが、そればかりになってしまうと栄養が偏ってしまいます。

また、今や女性でも男性でも性別に関係なく料理ができる人が増えてきています。料理ができるというだけで何となく家事全般が得意そうに見えたり、経済観念がしっかりしていそうに見えたり、周りからの評価も高くなるのではないでしょうか。

無理せず自炊を楽しむ

毎日、毎食きちんと自炊ができることは素晴らしいことですが、それができないからといって自己嫌悪に陥る必要はありません。料理の得手不得手や、料理にかけられる時間は人それぞれであるため、無理のない範囲で自炊を楽しんでみてはいかがでしょうか。できそうな時はやり、疲れていたり気が向かない時はやらない、といったように自分ができる範囲で行うとキャパオーバーになりません。

その一方で、栄養の偏りや栄養不足には注意が必要です。そのため、調理をしなくてもすぐに食べられるカット野菜やサラダチキンなどをとりいれるのも良さそうです。

イチから料理をするのではなく半分自炊する

自炊は節約にもなり、栄養のバランスもとれてメリットがありますが、コンビニのお弁当やスーパーのお惣菜が食べたい時には、それらを活用するのも良いのではないでしょうか。お弁当やお惣菜は外食よりも安く、外食のように注文から料理が来るまでの待ち時間もありません。

そのため、イチから料理をするのではなく、おかずはスーパーのお惣菜などを購入して、ご飯だけ自宅で炊いてみてはいかがでしょうか。疲れている時などはご飯も購入したくなりますが、自宅で多めに炊いておいてストックしておけば安上がりです。そこにインスタントの味噌汁を加えても、リーズナブルに食事を楽しめます。

全てを自炊しようと思うと、まず自炊するかどうかで悩む必要があり、調理から食べることに至るまで時間も要しますが、自炊する部分を大幅にカットすると、めんどうだと思っていた自炊も挑戦しやすくなります。

自炊を真面目に考えず気楽に

料理をしたことがないから、見た目や盛り付けがキレイにできない、と思っている方は、もしかしたら自分自身が料理のハードルを上げてしまっている可能性があります。料理は真面目に考えず、食べやすい大きさにカットして、加熱して調味料を加えるだけ、と気楽に挑戦してみてはいかがでしょうか。

例えば、新鮮な食材は焼いたり茹でたりなど加熱して、塩コショウで味付けするだけでも美味しく仕上がります。料理したと言えないほど簡単な工程でも、美味しく調理することは可能です。一人暮らしの自炊であれば、自分しか食べる人はいないので、見た目がイマイチでも何となく美味しくできれば、それで十分です。

自炊を続けるコツ

食事の型を決める

自炊をする際、「今夜のおかずは何にしよう」と悩むことがあります。しかし、食事の型が決まっているとおかずを考える工程が省けるので、その分自炊に対するハードルも下がり気持ちも楽になります。

例えば、「ご飯と汁物」を基本にしたら、余裕があればもう一品「一菜」をプラスします。そのため、美味しい汁物を作ることだけを念頭に置いておけばよいのです。味噌汁の具材は余っている食材などでも十分美味しくなります。

また、夕飯に作る汁物を1杯分多めに作っておけば、翌朝の朝食にもなります。食事の型に決まりはないので、自分が自炊をしやすい型を見つけてみてはいかがでしょうか。

マッチする味の組み合わせを覚える

食材のみを加熱調理しても美味しくはなりません。料理には味付けが必須です。しかし、その味付けの組み合わせを覚えてしまえば難しいことはありません。新鮮な野菜なら、フライパンで焼いて塩コショウだけで十分美味しくなります。

煮物なら、出汁と醤油、みりんを10:1:1の割合が基本です。味付けを濃くしたい場合は出汁を少なくしたり、お酒を足してもうま味がアップします。他にも、オイスターソースで野菜や肉を炒めるだけで美味しくまとまります。

日々自炊をしていると、よく使用する調味料の組み合わせが分かってくるので、自然に覚えられそうです。

自由にレシピを考える

料理初心者の場合や、作ってみたい料理が明確にある場合はレシピ通りに作ることをオススメします。ですが、作りたいと思っていた料理があっても、一つだけ食材が足りない、調味料が足りない、という時は代用する食材や調味料でも美味しくできることもあります。そのため、必ずしも完ぺきにレシピ通りに調理をする必要はありません。

慣れてくると、レシピを見た時にどの手順で料理をした方が効率がいいかなどもわかるようになります。また、好きな食材をプラスしてみたり、味に支障がなければ省いても良い工程などもあります。

食材を買い過ぎず、冷凍し過ぎない

一人暮らしの場合、食材を買いすぎてしまうと使い切れなくなってしまうこともあります。賞味期限が切れる前に全てを調理して、作り置きができていれば全く問題ありませんが、仕事の付き合いなどで突発的に外食になるケースもあるのではないでしょうか。そういったことが続いてしまうと食材を使いきれずに無駄にしてしまう可能性もあるため、1週間分など一人にしては多すぎる量のまとめ買いは避けた方が無難です。

生鮮食品は2~3日分にしておき、完全になくなってから買い足すと無駄がなさそうです。もし中途半端に食材が余ってしまったら味噌汁の具材として活用できます。また、にんじんやじゃがいも、玉ねぎなどの根菜は日持ちがするので常備しておくと便利です。

余った食材や作り置きした食材を冷凍庫に入れておくととても便利ですが、冷凍庫に入れておけば半永久的に食べられるわけではありません。長くても1ヶ月程度で食べきる必要があるため、冷凍庫の機能を過信しすぎて冷凍庫に食材を詰めすぎてしまうと、結局賞味期限内に食べきれなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

外食では食べられないメニューを

外食では食べられないメニューを自炊することは、とても大事なことです。外食の場合、揚げ物やお肉など味付けが濃い料理になることが多いため、自宅での自炊は野菜中心にすることをオススメします。外食できんぴらごぼうや煮物といった家庭料理はなかなか食べないので、そういったメニューを自炊に取り入れると、より健康的な食生活を目指せそうです。

自炊はめんどうだが得るものもある

料理はメニューの考案から片付けまで工程が多く、よほど料理が好きな方でない限りめんどうに感じてしまうこともあります。しかし、めんどうだと思う気持ち以上に、健康や試作していく楽しさ、食材や調理の知識など得るものも多くあります。

自炊の目的は節約もありますが、何といっても自分で作った料理は飽きることなく美味しく食べられます。食べたい時に食べたいものが食べられるのも最大の魅力であり、食べたいものを自分で作れるということはとっておきの特技にもなります。めんどうだと思う気持ちや苦手意識を克服し、是非自炊生活を始めてみてはいかがでしょうか。毎食でなくても、2~3日に1回でも、イチから料理を作らなくても無理せずに続けていくことが大切です。

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